MSCクルーズ寄港地情報
地中海
スペイン|マラガ
ありとあらゆるタパス
※寄港地の写真はイメージです。
MSCの地中海クルーズの寄港地であるマラガのエレガントな中心市街地は、大理石の敷かれたマルケス・デ・ラリオス通りを中心に歩行者専用になっています。ここはお洒落なブティックが立ち並ぶ、マラガの洗練された目抜き通りです。
マラガの中心のコンスティトゥシオン広場には大きな泉があり、その脇には細く伸びたヤシの木と、数多くのカフェやレストランが並んでいます。マラガの中心地には、ピカソの生家やマラガ・ピカソ美術館のほか、興味深い教会や博物館が多数あります。ピカソ美術館には、マラガ出身の著名人による重要な作品が収蔵されています。
市街地から小高い丘に登ると、ムーア人が権力をふるった7世紀の名残である、アルカサバとヒブラルファロ城の壮大な城塞がそびえ立ちます。
マラガは魚やシーフードでも有名で、街中にあるタパスバーやレストランで美味しい海の幸を楽しめます。また、現在ではマラガの郊外エリアに取り込まれているエル・パロやペドレガレーホは古くからの漁村であり、海岸通りのパセオ(遊歩道)には、この地域で最高のマリスケリア(シーフードレストラン)やチリンギート(海辺の魚料理レストラン)が建ち並びます。
寄港地観光に参加したら、印象的なアルカサバをぜひ訪れてみてください。クルーズ客船からも、アルカサバの入り口の左側にあるローマ劇場がはっきりと見て取れます。これは1951年に偶然に発見され、その後、発掘、改修されたものです。現在は様々な屋外エンターテイメントの会場として使用されています。
城塞も元はローマ人が建造したもので、ムーア人による二重または三重の通路のレンガが、大理石のブロックや柱と混在しています。アルカサバの上には、長い二重の壁(coracha、コラチャ)でつながったヒブラルファロ城が建っています。アルカサバと同様に見事に改修され、現在はその興味深い歴史を学べる博物館となっています。