MSCクルーズ寄港地情報
地中海
ギリシャ|コルフ島
エレガンス漂う要塞都市
※寄港地の写真はイメージです。
MSCの地中海クルーズの寄港地観光は、ギリシャで最も美しい海辺の街のひとつ、コルフ島の首都を探訪する絶好の機会です。コルフの街は、それぞれ趣の異なる街並みが共存し、見事な調和を奏でています。2つの要塞に見守られる歴史地区は、小さなエリアから成り、旧港を取り囲むように広がっています。
島で一番古い街並みが残るカンピエッロは、波止場を見下ろす丘の上にあり、コフィネタは、スピアナーダと呼ばれる遊歩道に向かって伸びています。アギイ・アポストリはメトロポリス(ギリシャ正教の大聖堂)の西側に広がり、ネオ・フルリオ(新要塞)のそばには、旧ユダヤ地区の街並みが残っています。
MSCクルーズの客船から降りて街中へ入ると、高い壁に挟まれた細い路地に、コルフで最も美しい建物がいくつも隠されていることに気づくでしょう。そして歴史地区の周りを囲むように広がる地区が、新市街を形成しています。
寄港地観光の一番の見どころは、パレオ・フルリオ(旧要塞)とネオ・フルリオ(新要塞)の2つの要塞です。旧港を見渡すネオ・フルリオは、パレオ・フルリオよりも街並みの建築美を堪能できます。要塞の裏手にある入り口は、地下貯蔵庫、地下牢へつながり、街と港の素晴らしい眺望を楽しめる胸壁へ出ます。要塞の最上階には、小さなギャラリーとカフェがあります。
パレオ・フルリオは、ネオ・フルリオほど保存状態は良くなく、一部の近代的な構造がアンバンランスな印象を与えます。しかし、門をくぐると興味深いビザンチン美術館があり、中央の塔へのぼるとさらに感動的な眺望が目の前に広がります。パレオ・フルリオの西側には、人々で賑わいを見せるリストン通りがあります。数々のカフェが軒を連ねるこの通りは、フランス領時代、パリのリヴォリ通りを手がけた建築家によって建設されたもので、緑に囲まれた遊歩道、スピアナーダに続いています。
MSCクルーズの寄港地観光でこの街を訪ね、16世紀に建立された聖スピリドン教会やフランス領、イギリス領時代の建造物の美しさを堪能しましょう。