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「クルーズのよくある質問回答 」

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クルーズインフルエンサー「ノマドエリ」さんに地中海クルーズについてお伺いしました。第8回

 最終回となる今回は、私のYouTubeやインスタグラムで皆様からよく頂く質問に関して回答していきたいと思います。

Q1.船内の温度は?

A1. 船内の温度は寄港地の気温によっても変動しますし、船内でもエリアによって温度が違うことがよくあります。特にバーやラウンジ、航海中のオープンデッキ(特に夜)は、寒く感じることが多いので、ジャケットやスカーフ、カーディガン、セーターなどがあると重宝します。

Q2. 船内の服装は?

A1. 船内、特に日中は動きやすいカジュアルな恰好、ショートパンツ、スニーカー、ビーチサンダルなどで大丈夫です。レストランやビュッフェに行く際は水着では入れませんので、ビュッフェに行く場合でも、カバーアップなどを着用するようにしましょう。

ディナーの際はドレスコードが《カジュアル》 であれば、レストランでもサンダルやスニーカー、ショートパンツで問題ありません。

 船内の雰囲気は、クルーズ会社やクルーズするエリア、時期、航海日数によっても違います。日本発着クルーズは、服装に気を遣っている方が多いので、ディナーでレストランに行かれる方はドレスコードが《カジュアル》であっても、スマートカジュアルくらいにしておくと良いかと思いますが、夏の海外発着クルーズでは、ディナー時のレストランでもショートパンツやサンダルなどカジュアルな服装をされてる方が大勢います。

また、ドレスコードが《エレガントナイト》でなくてもドレスアップをしている方も見かけますし、最終的にはそんなに気にせずに皆さんがされたい恰好をすればよいと思います。

 余談ですが、《ホワイトナイト》に関しては7割以上のゲストが白い服を着用する傾向にあります。もちろん着用しなくても全く問題はありませんが、上下のどちらかだけでも白い服を用意しておくと気分も盛り上がりますのでおススメです♪

Q3.下船までにかかる時間は?

A3. 下船に掛かる時間は船の大きさ、乗客の人数、港に到着する時間、船が港に接岸するかどうかなど、状況によって全く異なりますので、回答はできません。

 例えば午前中の早い時間に船が港に停泊する場合は、ツアーで早めに出かける人もいますが、出航時間が特別に早い場合でなければ、個人下船する人で下船口が混雑することは少ないです。ただ、船に港が停泊するのが例えば午後の2時だったとすると、多くの人が到着直後に一気に下船しようとするので、下船口まで長蛇の列になることもあります。

 また、テンダーボートで下船する場合には、基本的にはツアーを予約したゲストから優先的に下船となるので、必然的に個人で観光するゲストの下船時間は遅くなります。多くの場合、下船口の混雑を避けるためにテンダーボートのチケットを配布するので、早く下船したい方は船内新聞で情報をチェックし、早めにテンダーチケットを貰うことをおすすめします。

Q4.乗船前に船内のイベントを知っておきたい。

A4.船上のイベントはいくつかありますが、スケジュールは急遽変更になる可能性も高いので、事前に日程を知ることは難しいです。乗船してから船内新聞で確認しましょう。MSCクルーズの場合は、1週間程度のクルーズであればエレガントナイトやホワイトナイトがあります。その他のイタリアンナイトなどは、個人的な意見ですが、ホワイトナイトほど乗客は気にしないので、持っていれば緑や赤などの服を着用しても良いと思いますが、さほど気にしなくて大丈夫です。

Q5. 乗船日に船にチェックインしてからまた下船することはできますか?

A5. 問題ありません。ただ、避難訓練を終えてから、もしくは時間を確認してから下船しましょう。MSCクルーズの場合はテレビやアプリで避難訓練の動画を見た後に、緊急時の集合場所に実際に行ってルームキーをスキャンして終了なので、出掛ける前に済ませておくことをおすすめします。

Q6. スーツケースを航空会社によって紛失された場合どうなりますか?

A6.  残念ながら、航空会社によって荷物が紛失されることは珍しくありません。スーツケースを紛失した場合は、空港にいる間に航空会社に連絡をし、船に乗船したらなるべく早めにレセプションデスクに報告してください。船側が航空会社と連絡を取り、次の寄港地にスーツケースを転送する手続きをしてくれます。

最後にクルーズに乗船される方への私のアドバイスをいくつか。

1. 乗船日の前日に港のある空港に到着しておく

 前泊しておくことのメリットはたくさんあります。

 ①飛行機の遅延

  飛行機が遅延することは珍しくありませんので、万が一を考えて前泊することをおすすめ
  します。

 ②航空会社による荷物の紛失に対応

  航空会社によって荷物を紛失した場合など、必要なものを買いに行く時間もありますし、
  より早く荷物と再会できる可能性が高いです。ちなみに、荷物紛失がプランに含まれてい
  る旅行保険に加入していれば、多くの場合は荷物が紛失している間に購入した商品の払い
  戻しをしてくれます。

 ③体調を管理する

  特にタイムゾーンが違うところから乗船する場合は前日に到着しておくことで体調を整え
  ることができます。

2. 下船日の飛行機は、午後以降の時間帯にする。

 下船日の飛行機を予約する場合は必ず午後の便にしましょう。天候などの関連で船が遅れることは飛行機の遅延に比べると稀ですが、遅れることはあります。また、港への到着時間や港から空港への距離によっても違いますが、午後の便を予約しておけば大体の場合時間に余裕を持って下船することが出来ます。

 また、港から空港までどのように行くかは、遅くともクルーズが始まる頃には決めておくと良いです。タクシーや配車アプリは、タイミングによっては全く捕まらない場合もありますので、特に飛行機の時間が早い方は、個人で送迎を用意したり、船のシャトルバス(有料)で空港に行くことをお勧めします。

3. 完璧な旅を求めない!

 旅行にはトラブルがつきものです。悪天候で寄港地がキャンセルされたり、予期せぬアクシデントに見舞われたりすることがあります。しかし、そのような状況をどのように受け止めるかは自分次第です。

例えば、寄港地がキャンセルになった際に、苛立ちや不満をぶちまける人もいれば、「安全が第一だから仕方ないね。さて、航海日をどう楽しもうか?」と前向きに気持ちを切り替える人もいます。後者のようにポジティブに考えられる人は、より幸せな旅を楽しむことができます。

これは私がクルーズ船で働いていて、ゲストから学んだ大切な教訓の一つです。どんなトラブルがあっても、それを必要以上にネガティブに捉えず、楽しいユニークな旅にしましょう♪

以上、ノマドエリさんに伺った地中海クルーズをメインにクルーズについて役立つ情報でした。エリさんだからこそ分かる情報や、個性的な視点など、エリさんのYoutubeからも様々な最新情報を知ることができます。ブログをお楽しみ頂いた方は是非、ノマドエリさんのプロフィールページからYoutubeもご覧になってみてください。

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