MSCクルーズ寄港地情報
南アフリカ
南アフリカ|ケープタウン
表情豊かな自然
※寄港地の写真はイメージです。
MSCクルーズがケープタウンに到着すると、その風光明媚な風景に占めるテーブルマウンテンの圧倒的な存在感に目を奪われます。この山は、公共の庭園、荒野、森林、ハイキングコース、ブドウ畑と、山裾の高級住宅街とを区切っています。山頂から北の方角を眺めると、街の中心部と、マッチ箱のように船が並ぶドックの素晴らしい景色が見えます。
南アフリカでバケーションを過ごし、ケープタウンを楽しむには、そこに住む人々のようにハイキングやピクニック、日光浴、車よりもマウンテンバイクを選び、いろいろなアドベンチャーに挑戦してみることです。ケープタウンの街の大きな特徴のひとつは、さまざまな様式の建築物です。北欧にそのルーツをもつケープタウン特有のケープダッチ様式は17世紀のフランスからの難民の影響を受けたもので、コンスタンシアのワイン農園に多く見られます。また、イスラム教徒の反体制派や19世紀に解放された奴隷たちが街にイスラム建築を建て、占領後に奴隷を解放したイギリス人がジョージア朝やビクトリア朝の建物をもちこみました。ストランド通りは、ケープタウンの元々の海岸線と、都市開発で北へと広がった埋め立て地との境界線にあたります。
その南側のアッパーシティーセンターには、近代化に伴う破壊や、アパルトヘイトに関わる都市整理などを乗り越えた、この街の350年におよぶ歴史的遺産が残され、現在では南アフリカで最も心地よく過ごせる街の中心地として魅力ある地域となっています。ストランド通りから山の南側の麓までの地域には、ジョージア朝、ケープダッチ様式、ビクトリア朝、そして20世紀の建築物を見ることができるだけではなく、ヨーロッパ、アジア、そしてアフリカの文化が市場、路地、モスクで交わっています。議事堂、カンパニーガーデン、たくさんある美術館も見逃すことはできません。