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寄港地情報カリブ海プエルトリコ

MSCクルーズ寄港地情報
カリブ海
プエルトリコ|サンファン

シーフロント沿いの散歩

※寄港地の写真はイメージです。

サンファンは世界有数のクルーズ客船の寄港地であり、レジャー用ボートのほとんどは旧市街の横にある港に停泊しています。1970年代には、オールド・サンファン(Viejo San Juan)は在りし日をしのぶだけの姿で、スペイン植民地時代の遺構が荒れ果てたまま放置されていました。これらを建設した帝国の崩壊後の姿と何ら変わりはありませんでした。

しかし大々的な改修が行われ、現在、7ブロックの広場をもつこのエリアは、最も保存状態のよいスペインの植民地様式建築群のひとつと見なされ、世界遺産にも登録されています。

カリブ海でのバカンスを続ける前にサンファンで足を止めて、街を散策しましょう。その独特の狭い急な坂道には、元は船のバラストとして使用されていたアドキネスと呼ばれるつややかな虹色のレンガが敷き詰められています。また、明るいパステルカラーのファサードと花々が咲き乱れる錬鉄製のバルコニーをもつ特徴的な建物の中には、西半球で最も古いものもいくつかあります。

旧市街地は長さ4キロメートルの島の岬部分にあり、本島と橋でつながっています。ここには、数百年にわたって「新世界」の重要な港であったサンファン湾があります。船の停泊地として恵まれた立地であることから、もともとプエルトリコ、すなわち「豊かな港」と呼ばれていました。

旧市街の散策は、賑やかな石畳のプロムナード、パセオ・デ・ラ・プリンセサから始めて、街の南側の城壁に沿って西に向かいましょう。ここで見られるグレーと白の美しい新古典主義の建物は、ラ・プリンセサと呼ばれています。これは1837年に刑務所として建てられたもので、現在はプエルトリコの主な政府関連施設に加え、プエルトリコの現代アーティストの作品が展示されるギャラリーが入っています。

ラ・ムラーラと呼ばれる城壁も見ごたえがあります。19世紀後半までは、3,900メートルに及ぶ砂岩の城壁がサンファンの旧市街地全体を囲み、岬のエルモロ要塞まで続いていました。

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サンファン
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