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寄港地情報地中海スペイン

MSCクルーズ寄港地情報
地中海
スペイン|カディス/セビリア

神秘的で魔法のような雰囲気

※寄港地の写真はイメージです。

カディスはスペインで最古の都市のひとつであり、主要な港でもあります。MSCの地中海クルーズ寄港地観光では、半島に建設された旧市街、大きな広場、船乗りたちの狭い路地、小塔のついた背の高い家屋が残る在りし日の姿をとどめた風景をご覧いただけます。

軟らかい石灰岩に海風がもたらす影響で文字通り倒壊しつつあるカディス。圧倒的な雰囲気を持つこの都市にはあやしい雰囲気が漂い、確実に崩壊しつつあるにもかかわらず、神秘的な魅力に満ちています。

この地域最大のカディス博物館は、緑の生い茂るミナ広場を見下ろす場所にあります。1階には考古学博物館が併設され、カディスの長い歴史を物語る重要な出土品や美術品が数多く陳列されています。後期バロックにはあまり興味がない方でさえ、まさに倒壊しつつある巨大な18世紀の新大聖堂の魅力には抗えないでしょう。

金を一切使わず石のみで装飾され、完璧なプロポーションを誇るこの大聖堂のおかげで、カディスはスペインでも人気のバカンスクルーズの目的地となっています。カディス最古の地区バリオ・デ・ポプロの起源は中世にまでさかのぼります。この地区の端に、「古い」元々の大聖堂サンタクルスがあります。

13世紀に建てられたこの教会は、1596年のイギリス軍によるカディス侵略で深刻な被害を受けたため、その大部分が再建されることになりました。繊細なゴシック様式の入口部分のファサードは被害を免れて今に残り、内部にはマルティネス・モンタネスの彫刻を施した見事な17世紀の祭壇画が飾られています。紀元前1世紀のローマ劇場も、その下から発掘されました。

もう少し後の時代のものでは、18世紀に建てられた邸宅トレ・タヴィラがあります。ここには街で一番高い塔があり、海まで一望できます。さらに、カディスで最も印象的なバロック様式の建物のひとつ、オスピタル・デ・ラス・ムヘレスのチャペルでは、エル・グレコの素晴らしい絵画を鑑賞できます。

Moorish architecture in Cadiz
City Hall
Jerez Frontera
カディス
カディス
カディス

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