MSCクルーズ寄港地情報
北欧
リトアニア|クライペダ
古さと新しさが同居する街
※寄港地の写真はイメージです。
クライペダを訪れるクルーズ客船は、13世紀半ばに開港されたリトアニア唯一の港に停泊します。この街がメーメルと呼ばれていた時代までさかのぼることができる歴史のある中心部には、荘厳な時計台のある広場など典型的な中世ドイツの街の様式が残されています。
クライペダの街は、デーン川右岸の新市街と、左岸の旧市街に分かれています。旧市街は、17世紀頃のドイツの町で見られる古典的なチェス盤のようなレイアウトで街が作られ、今でも素敵な建物が立ち並んでいます。かつては倉庫街だった芸術地区は、現在ではアートギャラリー、カフェ、クラブなどになっています。様々な彫刻が街のあちこちにあり、「Four Winds(4つの風)」は、MSCクルーズ船が停泊する港のターミナル入り口にあります。
広場のメインの建物となっている、見事な新古典様式のドラマ劇場も是非訪れておきたい場所です。ここには詩人ジーモン・ダッハに捧げられた彫像があります。MSC北欧クルーズでは、海岸線沿いを行く2つの寄港地観光をお楽しみいただけます。北部のパランガは、海の上へと長く伸びた桟橋で終わる散歩を楽しめるリトアニア最大の海辺のリゾート地です。ここは古代の琥珀の道の途中に位置しており、嵐のあとには白い浜辺に琥珀の欠片が見つかることも稀ではありません。
もちろん、市内の琥珀博物館でこの石を鑑賞することもできます。南部に向かうと、98kmの砂州が続くネリンガ半島がクルシューラグーンをバルト海とを隔て、ニダでは北欧最大の砂丘を見ることができます。この辺りはその生物圏の重要性からユネスコ世界遺産に登録されています。