MSCクルーズ寄港地情報
地中海
フランス|マルセイユ
多文化の香りと風味
※寄港地の写真はイメージです。
MSCの地中海クルーズでマルセイユを訪れる準備はできましたか?南フランスを巡るクルーズの旅では、マルセイユが、パリとリヨンに続いてフランスで最も有名かつ人口の多い大都市であることを予備知識として持っておきましょう。MSCクルーズ客船を降りて、まずはカフェが立ち並ぶビューポール(旧港)へ。陸揚げされたばかりの新鮮な魚介類が直売されるこの港のベルジュ埠頭は、街の人々の生活に触れることができる絶好の場所です。
午後の散策には、街の北側のル・パニエ(Le Panier)と呼ばれるエリアが特におすすめ。テラスで暖かな陽光に包まれながら、目の前に広がる美しい風景を眺めていると、穏やかな時が過ぎて行きます。ビューポールで一番眺めのいい場所は、サン・ニコラ要塞を越えた岬の上に建つファロ宮殿です。ラ・ガルドの丘の上に建つマルセイユの第二帝政時代を象徴するノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院からは、さらに遠くまで広がる風景を見渡すことができます。また、北側には、マルセイユで一番古い街並みが残るル・パニエ地区があります。地中海沿岸の街によく見られる細い路地や急勾配の階段道、そして第二次世界大戦までの各時代に建てられた建物がコートダジュール特有の歴史情緒あふれる街並みを生み出しています。
ビューポールからは、さまざまなMSCクルーズの寄港地観光もお楽しみいただけます。大都市マルセイユを離れて30キロメートル南へ向かうと、プロバンス地方の中心都市、エクス・アン・プロヴァンスに到着します。エクスでは、一瞬にしてこの街の魅力にとらわれてしまいます。昔から保守的な街として知られ、美しさを散りばめた威厳ある街並みを残しています。
中世初頭にカトリックの総本山である教皇庁が置かれ、何百年にもわたり芸術の都として栄えたアヴィニョン。この街も、ぜひ寄港地観光で訪れていただきたい場所です。中世に建てられた低い城壁は、今もなお、アヴィニョンの旧市街を守り続け、90度のカーブを描くローヌ川の流れに沿って街を取り囲んでいます。旧市街の入り口にある城門や塔は再建されたものです。この街の歴史地区は、城壁により、その外側にとめどなく広がる近代都市からはっきりと隔離されています。