MSCクルーズ寄港地情報
地中海
ギリシャ|ピレウス/アテネ
古代文明の証言者
※寄港地の写真はイメージです。
地中海を巡るMSCクルーズの寄港地、ピレウス(英語ではPirareus)。古典古代からアテネの外港都市として栄えたこの街は、アテネとともに通称「長い壁」と呼ばれる城塞で囲まれていました。現在は、その城壁の残骸があちこちに点在しています。
現在、ピレウスは、名実ともにギリシャの重要都市となっています。MSCクルーズの客船が停泊している港から、フェリーが次々と出港していきます。それはこの港にたくさんの人々が到着するということ。そしてこの港に少しいるだけで、街の真の魅力が、小さな半島の反対側にあるゼア・マリーナとミクロリマノの2つの小さな波止場周辺にあることに気づくはずです。
ここは、海辺におしゃれなカフェやバー、レストランが並ぶ高級住宅街で、街で最も美味しいシーフード料理が食べられるエリアです。MSCの地中海クルーズの寄港地観光では、アテネを訪れるツアーもご用意しています。アテネでは、パルテノン神殿をはじめとする、アクロポリスの丘の上に残る古典古代のギリシャ都市の遺跡や、壮麗な国立考古学博物館が最も有名です。
壮大なパルテノン神殿を冠するアクロポリスの岩山からは、アテネのほぼ全域を見渡すことができます。周囲をぐるっと囲むように遊歩道が設けられており、あらゆる角度からパルテノン神殿の魅力を堪能することができます。アクロポリスの入り口にある建物、プロピュライアを通り抜けると、右手にそびえる急峻な稜堡の上に、気品ある小さなアテナ・ニーケ神殿があり、ピレウスとサロニカ湾を見下ろします。
一番の見どころであるパルテノン神殿は、アテナイの黄金時代を築き上げた政治家、ペリクレスの最初かつ最大のプロジェクトでした。当初、石柱は明るく彩色され、建物は古典古代の美しい彫像と華やかな色彩で飾られていました。パルテノン神殿の北側には、エレクテイオン神殿があります。チュニックを身につけた6体の背の高い少女姿の柱像(カリアティード)に支えられているカリアティードの玄関は、まさに圧巻です。