MSCクルーズ寄港地情報
南アメリカ
ブラジル
※寄港地の写真はイメージです。
ブラジル北東部
自然保護区と植民地の街
ブラジル北東部 は、経済ブームの恩恵を受けて人気急上昇中の地域です。
南米で最も印象的な海岸線を持つこの地域は8つの州にまたがり、賑やかなビーチシーンや、サンバ、レゲエ、アフリカ文化の影響を受けた活気に溢れた文化が、いまだ観光により損なわれることなく残っています。
海岸線に沿って進むブラジル北東部クルーズは、今なお植民地時代の面影が深く残るレシフェ、オリンダ、サン・ルイス、フォルタレザの街や、この数十年で最も開発が進んだ街マセイオやナタールなど主だった街を訪れます。街のそれぞれ個性的なビーチのほかにも、海辺のあちらこちらに、のどかで人影の少ないリゾートが隠れています。数百キロの沖合にあるフェルナンド・デ・ノローニャ諸島は、世界で最も美しい海洋生物保護区のひとつです。高級リゾート地にもなっている島ですが、エコツーリズムには最適な場所です。
長い間旅行者に知られることのなかったブラジル最小の州、アラゴアス州とセルジッペ州でも近年急速に開発が進みました。リオやサルバドールのようなロマンチックな雰囲気とは異なり、マセイオ州とアラカジュ州の2つの州都には美しいビーチ と、歴史的な雰囲気が漂う昔ながらのコロニアル様式の街並み が、バスならすぐの場所にあります。
ブラジルの南東部
コルコバードのキリスト像
ブラジルの南東部の3つの大都市サン・パウロ、リオ・デ・ジャネイロ、そしてベロ・オリゾンテは経済的な中心地の周りに三角形を作っています。
どの都市も魅力的ですが、ブラジルクルーズでは、写真のままに美しいリオ、そして、リオと活況に湧くサン・パウロの間にあるとても美しい植民地の町パラチを訪れてみましょう。
この町の北、ミナスジェライス州の中心となるベロオリゾンテ市の古いポルトガル人の街、オウロ・プレット、チラデンテス、そしてディアマンティーナが植民地時代の歴史を伝えています。南には、パラナ州、サンタカタリーナ州、そしてリオ・グランデ・ド・スル州が広がり、アルゼンチンとの国境の辺りには壮観な イグアスの滝があります。これは 南米の偉大な自然の驚異の一つです。クリチバから、車窓の風景が美しいセラヴェルデ急行で山肌を縫うようにして海岸線へ出ると、メーウ島でゆったり過ごしたり、フロリアノーポリス周辺であちらこちらのビーチに出かけることもできます。市街地への距離が近いにもかかわらず、サン・パウロの400キロの海岸は、時として華やかなリオに比べて見過ごされがちです。
リオ州との境界にむかって北東の地域は急速に開発されていますが、海岸の平地に長く、幅広く広がる砂浜から山を背景にしたのどかな雰囲気の入江 まで、いまだに大きなコントラストを見せています。